ソロキャン向きのシェラフはダウンと化学繊維のどっち?特徴と選び方を解説

ダウンと化学繊維のシェラフはどっちがいい?

こんにちは。
YOSHIです。

ソロキャンを始めるために必要なギアを集めてます。

僕と同じようにこれからソロキャンをするなら絶対必要なシェラフ(寝袋)を購入しなきゃいけません。だけど何を選べばいいか分かりませんよね。

僕もネットであれこれ調べましたが、いまいち分からない部分がありました。

そこでお店まで足を運び、それぞれの特徴や選び方などを聞いてきました。

今回の記事では、ベテラン店員さんから聞いたシェラフ選びのコツを解説していきたいと思います。

この記事はこんな方におすすめ
  • 初心者キャンパー
  • シェラフを購入しようと考えてる方
  • 特徴や違いを知りたいという方

ダウンと化学繊維の違い

TOM
ダウンと化学繊維のシェラフってどんな違いがあるの?

ダウンと化学繊維のシェラフの違いを一覧にしてまとめてみました。

快適な睡眠を得るために必要不可欠なものですが、その中でも正反対と言える特徴を抜き出しています。

ダウン 化学繊維
サイズ 小さい 大きい
重量 軽い 重い
耐久性 扱いにくい 扱いやすい
耐水性 弱い 強い
洗濯 専用の洗剤 家庭で洗える
価格 高い 安い

 

シェラフの中綿は2種類(ダウン・化学繊維)

TOM
シェラフの中綿の種類って何があるの?

シェラフの中綿は、ダウンと化学繊維の2種類あります。

ダウンにはフェザーと羽毛があり、どちらの量が多いかでふんわりした感触と、温かさが異なるらしいです。

ダウンをたっぷり使っているシェラフは柔らかく、しなやかで暖かい。一方フェザーは芯があるため弾力性に優れ、型崩れしにくい特徴があります。

ダウンジャケットはダウンが多めで、枕やクッションは羽毛が多く使われています。

化学繊維のシェラフは、中綿にポリエステルを使用していることが多いみたいです。

ポリエステルは型崩れしにくく、シワにもなりにくい。そして洗濯しても伸び縮みしないですし、乾きやすく、虫やカビの被害もないという特徴があります。

YOSHI
初心者向きなのは「化学繊維」のシェラフだそうです。

徒歩キャンパーなら軽量な「ダウン」を狙え

TOM
ダウンと化学繊維だと持ち運びやすいのはどっち?

ソロキャンパーとして持ち運びしやすいシェラフだと「ダウン」が圧倒的に優勢です。

なぜならダウンや羽毛だと空気を多く含んでいるため、とても軽くて断熱効果がとても高い。それに空気を抜いてあげることで、すごくコンパクトになります。

化学繊維だと同じ断熱効果を得るためには、不織布などを入れて何層にも重ねる必要があるため、どうしてもダウンに比べ重く、そしてサイズがデカくなります。

徒歩や自転車・バイクなどのソロキャンにとって荷物は軽量が必須。

夏場ならともかく、春、秋、冬の季節はどでかいシャラフを持って歩くのは困難だと思います。

予算的に難しくなければ「ダウン」を選んだ方がいいでしょう。

耐久性・取扱のしやすさは「化学繊維」

TOM
ダウンって扱いにくいって聞くけど、初心者でも大丈夫?

正直、ダウンは初心者向きではない。

ダウンは保管状態が悪いとカビが生えることがある。それに汚れたからといって洗濯機やコインランドリーで洗濯するわけにもいかないようです。

しかもダウンは専用の洗剤が必要になるとのこと。

雨の日に濡れたりするとお手上げ。いくら晴れの日を狙って行っても、山や海などの天気は突然変わりやすいもの。

それに比べ化学繊維だと、洗濯機にポイっと入れてもOK。

水に強いため、結露による濡れても大丈夫。

洗うタイミングも約30〜50泊程度が目安らしい。年に10回程度のキャンパーなら3年に1度くらいでも問題なさそう。

YOSHI
手入れのしやすさや、水に強い化学繊維は初心者にはおすすめになるよね。結露対策とか水対策をしっかりできるなら、ダウンが絶対いい。

まとめ:季節によって使い分ける

POINT
  • ダウンは軽量だが、値段が高い
  • 化学繊維は重くかさばるが、値段が安い
  • 夏は化学繊維、冬はダウンのハイブリットでコストを下げる

ダウンを購入できる資金があれば問題はないんですが、キャンプギアって値段高いし、学生だと予算的に無理ってなりますよね。

なので、季節に応じてシェラフを変えてみるってのがオススメ。

夏は寝冷えしないくらいで大丈夫なので、ダウンも化学繊維もさほど変わらない。でも冬はしっかり防寒しないと命に関わるので、ダウンで防御力を上げておくのがベスト。