速読でも多読でもない、本は課題を解決するために読む

こんにちは。
YOSHIです。

僕は本を読むことが好きで、その中でもビジネス書を好んでよく読みます。読んだ時には凄く感動して、鼻息荒くやる気に満ちているのですが、結局時間が経つと元に戻ってしまいます。

「本を読んだけど、実践できない」
「本の内容が身につかない」

など、1冊1500円くらいするビジネス書を購入したのに、1〜2ヶ月したら本に書いてあった内容すら忘れてしまうことってありませんか。

もしかしたら本の読み方に原因があるのかもしれません。

そんな悩みを抱えている人にオススメなのが「世界のエリートは10冊しか本を読まない」です。この本の中でタメになった箇所の一部を解説していきたいと思います。

結果が出せていない理由は、本の読み方に原因がある

アメリカの学生と日本の学生に違いがあるとしたら、それは「読書量」ではありません。「本の使い方」にあります。

日本の学生は、本をインプット=覚えるべき知識として読んでいますが、アメリカの学生は、本を問題解決の処方箋としてとらえ、アウトプットの手助けとして読んでいるのです。

僕は年間100冊以上のビジネス書を読んでいます。

速読や多読をする事で、たくさんのビジネス書籍を読み、知識量を増やす事ができた。

しかしたくさんの本から得た知識を、実生活で活かせているかといえば皆無に近い。

僕がこれまでやってきたことは、アウトプットやスキルとして身につけるためではなく、知識欲を満たすためであることを気付かされました。

例えるなら、ホームランを打つ理論を勉強したが一度も打席に立って、バットを振った事がない野球選手と同じ

大切なことは本を読むことではなく課題を解決することに集中する。

ビジネスで結果を出したいなら、評論する側に立つのではなく、実践者になること。

「知っている」を「できる」に変える。当事者として行動する以外に、成果をあげる近道はありません。

何事も試してみなければ、分からないことってありますよね。

僕はとても文章を書く事がもの凄く苦手です。子供の頃からずっと苦手意識があり、小学校の頃なんて、読書感想文を3行だけ書いて提出したほどです。

このLife Leverageを始めるにあたって、ライティングの本を4冊ほど読んで文章の構成や書き方、注意する箇所など勉強をしました。

しかし実際に書いてみると思ったように言葉が出てこない。たった1000文字程度のこの文章を、実は何日もかけて書いています(※最終的に2000文字を超えました)。

これが「知っている」と「できる」の差だと実感。

多くの課題と直面するかもしれませんが、「できる」に変える行動が、一番の近道ではないでしょうか。

課題を解決するための本の使い方

著者の鳩山氏は本は10冊に絞り、机の上に置いて置くことで結果が変わると言われてます。

10冊読書術には3つのメリットがあります。

1、アテンションがはっきりする
2、リマインダーになる
3、実践につなげやすい

1、アテンションがはっきりする

アテンションとはつまり「注意」や「注目」。

本を10冊に絞ることで、「今、自分がやらなければいけないことは何か」「自分は今、何に興味・関心を持っているのか」が明確になります。

実際に本を机の上に並べて過ごしてみると、効果は絶大でした。

自宅での生活は、ほとんどの時間をパソコンの前で過ごすため、近くに課題解決となる本が置いてあると、自然と本のタイトルに目がいきます

タイトルを意識することで自分の課題が明確になり、「あ、これやっとかなきゃ」と反応します。

大学受験生が「東大合格!」みたいに、意気込みを書いた紙を、壁に貼っているのと同じ効果だと実感しました。

2、リマインダーになる

リマインダーとは、物事を思い出させるもの。
一度読んだ本であれば、その本を見るだけで内容を思い出すので、やり忘れを防ぐことができます。

本の内容はなんとなく覚えていても、本のタイトルから出ているメッセージが、大切なキーワードを思い出させてくれます。

例えば僕が選んだ10冊の本の1つに「SINGLE TASK 一点集中術」という本があります。

モニターの横に立てかけて、いつでも視界に入る位置に置いているのですが、本の内容を詳しく覚えていなくても、不思議とシングルタスクを意識しています。

つまり今注目しているキーワードが書いてある本が目の前にあることで、リマインダーとしての役割を果たしています。

紙の本だと目の前に置けるので自然と目に入りますし、必要であれば読むこともできる。

これは紙の本ならではの効果ではないでしょうか。

3、実践につなげやすい

あなたが「どうしても本の内容を実践して、身につけることができない」という悩みを抱えているのであれば、それは、自分が取り組むと決めたものにフォーカスできていないからかもしれません。

本を10冊に絞ることで、やるべきことが絞られるので自然と実行に移しやすくなるはずです。

実際にやってみると余計なことを考えないで済むことが分かります。

「今すべきことはこれだ!」と頭の中を整理できているので、行動に移しやすい環境を作れるようになりました。

10冊の本もずっと同じである必要はなく、実践して身についたと思えばリストを見直します。

僕も2週間おきに本棚リストを変更するようにしています。

やはり生活しているとその時々によって状況が変化します。

リストも同様に状況に合わせて、常に変化を加えてみてください。

まとめ

  • 本を読んで結果が出ないのは、読み方に原因がある
  • 「知っている」ではなく「できる」に変える
  • 本は10冊選んで机の上(見える位置)に置

眠ったままの本や、Kindle本の中からチョイスしていると、頭の中でモヤモヤしていたものが、スッキリしてきます。やってみると面白いですよ。

本当にそんな効果あるのか疑問に思うかもしれませんが、まずは1週間ほど、机の上に置いてみてはいかがでしょうか。

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