親指でマウス操作する『Logicool MX ERGO Wireless Trackball』を購入して、1ヶ月が経過したので使ってみた感想も含めレビューしたいと思います。
僕はWindowsとMacを同時に使用しており、デスクに2つのマウスがあると、動かすときに邪魔ですし、持ち替える手間が嫌でした。
それにマウス操作を頻繁にするからか、肩が右下がりになってきて、疲れや肩こりに悩まされるようになりました。
その問題を解決するために『Logicool MX ERGO Wireless Trackball』を購入したのが経緯です。
MXシリーズは、Logicoolの中でも高級マウス(フラッグシップモデル)と言われる部類であり、デザインや触り心地、使いやすさなど、どれをとっても最高峰です。
- 机の上のスペースを有効活用できる
- 複数(2台まで)の機器をボタン1つで切り替え操作ができる
- ボタンをカスタマイズして、作業効率アップ
- 手首に負担をかけずに快適に操作ができる
手を動かさなくても快適にマウス操作ができる
MX ERGOはマウス操作するのに、手を動かす必要がありません。
操作するのは親指にあるトラックボールで、クルクルと動かすことにより、マウス操作が可能になってます。
通常のマウスだと左右に振る動作が、手首に多くの負荷をかけます。マウス操作多い仕事だと腱鞘炎になることもあります。
MX ERGOなら負荷を手の平全体で分散する形状になっているため、特定部位への負担を軽減すること可能です。
机上のスペースを有効活用できる
マウス中央にあるEASY-SWITCHボタンで、2つのデバイスを行き来することが可能。
複数のPCを使ってると、マウスが2台必要になります。しかしMX ERGOなら複数のPCをボタン一つで行き来することができます。
僕の場合、仕事がらWindowsとMacの両デバイスを使用しており、いちいちマウスを持ち替えて移動させるというのが面倒。
しかもデスク状に2つのマウスを置くため、動かす範囲が狭くなるし、見た目も悪い。はっきりいって複数のマウスは邪魔でしかありません。
でもMX ERGOに変えてから、マウスを1つにすることができて、かなりデスクスペースに余裕が生まれました。これだけでも変えた価値あったなと思います。
2段階の角度調整ができる
MX ERGOでは、2段階の角度調整が可能です。
普段見かける一般的なマウスと同じ0度と、手をついた時に自然な角度で持ちやすい20度。自分のお好みで変更できる仕様になってます。
最初は0度の方が馴染みやすい。
でもトラックボールを使うにつれて20度の方が、とてもシックリきます。
人が手首に負担をかけず持ちやすい角度を、人間工学に基づいたデザインになっているので、どちらの角度が使いやすいかは、それぞれ試してみるといいと思います。
高速充電&最大4ヶ月の長持ちバッテリー
内蔵充電式リチウムポリマー電池(500mAh)を搭載したマウスです。
満充電をしてしまえば、最大4ヶ月間も充電する必要がない長持ちバッテリー。
もし外出時にバッテリー切れを起こしたとしても、micro-USBポートから1分充電をすれば、1日使用する電力を賄うことができます。
6ボタンをカスタマイズできる
MX ERGOでは6つのボタンそれぞれに機能を割り当てることができます。
ロジクールの公式アプリ「Logicool Options」をインストールすることで、ボタン配置を変更することができます。
Premiere ProやPhotoshopなどアプリ毎にボタンをカスタマイズすることで、できるだけマウスから手を離すことなく、編集作業が効率的に行えます。
キーボード→マウス→キーボードと手を離す動作は、ほんの数秒程度かもしれませんが、この無駄な動きを減らすことで、1日の数十分の削減も可能です。
デメリット
なれるまでに時間がかかる
正直、慣れが必要なマウスです。
一般的なマウスを使い慣れていると、親指でクルクルとトラックボールでの操作するには、とても違和感があると思います。
マウスは本体ごと動かすものと体が覚えているため、親指操作には慣れが必要です。
ただこれも数日程度使っていれば感覚を掴めるので、それほど習得が難しいということはありません。
どれくらいトラックボールを回転させれば、思った位置に動かせるかを感覚的に掴めれば、いがいと
細かな操作がしにくい
一気に動かすのはいいんですが、細かな操作をするのには慣れが必要です。
最小限の動作でマウス移動をするためマウス感度を上げているためか、チェックボタンを押すとか、ドラッグしてサイズを変更するとか微妙な操作がむずいです。
初めて車に乗ってブレーキの踏み具合がわからず、強く踏みすぎてガクンガクンするのとちょっと似てます。
MX ERGOには「プレシジョンモードボタン」が備わっているため、トラッキング速度を切り替えることが可能です。
ちょっと細かな調整が必要だなーって思った時に、このボタンを押すことで、マウススピードが一気に遅くなり、トラックボールでの操作がやりやすくなります。
この機能がなかったら、親指がつりそうになりますからね。