僕がWebデザインを学ぶために学校に通っていた際に、購入したのがiMac 21.5inchモデルです。でも内臓HDDの処理速度が遅くて、ずっとインテリアに…
いまさら売っても二束三文だし、人にあげるには処理速度が遅くて困るだろうし、捨てるのはもったいなしと、使い道がない状態で困ってました。
そんな時、友人から「SSDに交換したら速くなるよ」とアドバイスをもらい早速交換してみたら、5年落ちとは思えないほど快適に動くではないですか。
そこで今回の記事では
- どの外付けSSDを購入すればいいの?
- 外付けSSDにiMac内のデータをコピーする方法は?
といった悩みを解決することができます。
外付けSSDの製品情報やセットアップ手順を画像付きで詳しく解説していきますね。
外付けSSDを購入する前に、気をつけるべき注意点は?
iMacに保存してあるデータ容量をチェックしておく
外付けSSDを購入する前に、iMacに保存されてるデータ容量を確認しておきましょう。
なぜなら外付けSSDにデータをコピーしようとして、容量が足りないという残念な結末にならないためです。(データ削除で済めばいいけど…)
ストレージにどれだけ保存されているかは、30秒もあれば調べれます。
外付けSSDを購入する前に、しっかりとどれくらいのデータがiMacに保存されているかを調べておきましょう。
iMacに接続できるケーブル端子をチェックしておく
iMac本体に搭載されている接続端子の種類を、チェックしておきましょう。
外付けSSDを何の端子で繋ぐかによって、転送速度も変わりますし、何よりせっかく購入したのに、iMacと接続できないってことを避けるためです。
それに付いている端子によって、データの転送速度が違います。
僕が使っている21.5inch iMacは、USB3.0とThunderbolt が付いてますが、USB3.0のほうが転送速度が、若干早いと言われてます。
もし迷われているならUSB3.0タイプを選びましょう。
外付けSSDを購入するならどれがいい?
はっきり言ってどれを購入してもいいです。
HDDに比べデータ転送速度・処理速度が約4倍くらい上がるので、どのSSDを使っても快適に使えます。それくらい違います。
もし気にするなら
- データ保存容量(250GB/500GB/1TB)
- 保証期間
- 耐衝撃性
iMacでどれくらいデータがあるかによって、購入する外付けSSDは変わりますね。僕は元々クラウド上にデータを保存しているので、PC内に保存することってほとんどないんです。
なので250GBもあれば十分。
あとは保証期間ですね。
下記で紹介している外付けSSDなら、保証期間が3年付いています。
外付けSSDにMacOSをインストールする方法
外付けSSDをiMacに接続する
iMacと外付けSSDをつなげるのは、とっても簡単。
SSD本体にmicro-Bを繋ぎ、iMac本体のUSBケーブルtype-Aを接続するだけ。
気をつける点は、USBハブやUSBポートに接続しないこと。たまに正常に動作しないことがあるので、中継はせずに直接繋ぎましょう。
- 外付けSSDに付属のUSBケーブル(micro-B)を接続する
- iMacにUSBケーブル(type-A)を接続する
ユーティリティーを開く
ユーティリティーを開くには、Finderからアプリーケーションを選択。
ユーティリティと書かれたフォルダiconがあるので、そこから「ディスクユーティリティ」をクリックします。
- Finderを開く
- アプリケーションを選択する
- ユーティリティを選択する
- ディスクユーティリティを起動する
SSDストレージを初期化する
まずはSSDストレージの中身を消去(初期化)しましょう。
購入したばかりの外付けSSDは、Windowsのフォーマットで出荷されており、そのままだとMacで使うことができません。
まずはMacで使えるように、フォーマットを変換する作業をおこないます。
Mac OS拡張(ジャーナリング)で消去する
では早速、初期化を行いたいのですが、ここで注意する点は、Mac OS拡張(ジャーナリング)を選択してフォーマットすること。
そして方式は「GUIDパーティションマップ」を選択してください。
あとは「消去」を押すだけで、SSDストレージが初期化されます。
- Mac OS拡張(ジャーナリング)を選択する
- GUIDパーティションマップを選択する
- 消去を押す
おそらく表示が「ボリュームのみ」になっているので、「すべてのデバイスを表示」に変えてあげよう。
CARBON COPY CLONERをインストールする
iMacに保存されているデータを、そのまま外付けSSDにコピーさせるのに使うのが、「CARBON COPY CLONER」です。
サイトは英語で書かれてますが、トライアル版のソフトウェアをダウンロードするだけなので、それほど難しくはないと思います。
ユーザー使用承諾書に同意する
ソフトウェアを起動させたら、まずは使用承諾書に同意しましょう。
- ダウンロードしたソフトウェアを起動させる
- 使用許諾契約に同意する
30日間の無料お試し期間を利用する
「CARBON COPY CLONER」では30日間のトライアルと、購入の2種類を選択することができます。
外付けSSDにデータをコピーするのは、1回しか使わないのでトライアル版で十分です。ここでは「試用」を選択しましょう。
- 「試用」を選択する
CARBON COPY CLONERのメイン画面が表示される
CARBON COPY CLONERが表示されたら、「ソース」と「コピー先」を選択します。
iMacのHDDドライブ内のデータを、外付けSSDにコピーするので、「ソース」にはiMacのHDDドライブを選択します。
そして「コピー先」には、外付けSSDですね。
- ソースには、iMacのHDDドライブを選択する
- コピー先に、外付けSSDを選択する
CCCのアクセスを許可する
コピー先を選択する際に、CARBON COPY CLONERのアクセス許可をするためのポップアップが表示されます。
CARBON COPY CLONERでデータをバッグアップ・コピーするには、システム環境設定にある「セキュリティとプライバシー」で許可をしてあげる必要があります。
まずはポップアップのSTEP1のボタンを押して、「セキュリティとプライバシー」を表示させましょう。
画面が開いたら左下にある鍵のマークを解除します。
その後にポップアップにある「魚」のアイコンを「Carbon Copy Cloner.app」と書かれているところに、ドラッグ&ドロップしてあげます。
- 「セキュリティとプライバシー」を開く
- 鍵マークを解除する
- 「Carbon Copy Cloner.app」にポップアップの魚をドラッグ&ドロップする
- 終了質問されたら「後で」を選択する
クローンを作成する
「ソース」と「コピー先」の両方が設定できたら、あとはクローンを作成するだけです。
画面右下にある「クローン」ボタンを押したら、作成がスタートします。
- 「クローン」ボタンを押す
コピーしたMac OSを、外付けSSDから起動する
iMacに内蔵されているHDDがメイン起動ディスクに設定されています。そのため外付けSSDに変更してあげる必要があります。
まずシステム環境設定から「起動ディスク」を開きましょう。
鍵マークを解除してあげて、外付けSSDに変更します。そのあとは「再起動」ボタンを押します。あとはPCが再起動すれば、自動的に外付けSSDから起動されます。
- システム環境設定を開く
- 起動ディスクを開く
- 鍵を開ける
- 起動したディスクを選択する
- 再起動を押す
まとめ
- 旧型iMacの内蔵HDDを、SSDに変えるだけで爆速になる
- 外付けSSDなら初心者でも簡単にできる
- 外付けSSDは金額もお手頃!
数年前とは違い外付けSSDの価格も低下して、とても購入しやすいお手頃価格になってます。
ネットで検索するにも、表示されるまでの速度が遅いとイライラしますが、わずか数千円程度の金額で、ストレスフリーの環境を手に入れれるのは魅力的。
もし最近、PCの速度が遅くなってきたなって感じる方は、HDDからSSDに変更してみてはどうでしょう。
きっと満足する環境が手に入りますよ。