

これまでZV-1を所有している人で、Webカメラとしても使用したいと思ってた方には朗報です。2021.2.9にZV-1本体のアップデートファイルが公開されました。
今回のアプデでどんなことが追加されたかというと
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ケーブル1本で配信用カメラになる
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スマホ+Zv-1でライブ配信が可能
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ZV-1独自機能+カメラマイクが使用できる
の3点です。
それとは別にアップデート後に気づいた点も含めて、さっそく解説していきます。
CONTENTS
アップデートで追加された機能
①ケーブル1本で配信用カメラになる

これまでもZV-1をWebカメラとして使用することは可能でした。
しかしWebカメラ化するには、「Image Edge Webcam」のインストールが必須だったんです。
それが今回の「ソフトアップデート2.0」で、ZV-1とPCをUSBケーブル1本で繋ぐだけで、Webカメラとして認識してくれるようになりました。
やり方はとても簡単、Z V-1のMenuから「USBストリーミング」をONにして、PCと繋ぐだけ。とても簡単にストリーミング配信が可能になります。
これでセキュリティの関係上、外部ソフトウェアのインストールを禁止されている、会社支給のPCでも使用できるので、リモートワーカーにとっては朗報ではないでしょうか。
②スマホ+ZV-1でライブ配信が可能
スマホとZV-1の組み合わせで、ライブ(ストリーミング)配信が可能になります。
Android 11対応のXperiaスマートフォンに変換アダプターを使用して、ZV-1に繋げることで、スマホを大型モニターとして使用できるだけでなく、ネットワークを使用してストリーミング配信を行えます。
これは先日発表されたSONY α1とXperia PROとの組み合わせを、ダウンサイジングしたようなもので、屋外配信をしたいYouTuberにとって、嬉しい機能です。
これからの動画配信のあり方が、どんどん変わってきそうな予感がします。
③ZV-1独自機能+カメラマイクが使用できる

ZV-1の独自機能「美肌モード」「商品レビューモード」が、ストリーミング配信時に使用できます。
もしかしたらUBSケーブル接続よりも、待ち侘びた方が多いかもしれません。
美肌モードを使用してWeb会議をすれば、いつも以上に肌艶が綺麗に映せます。部屋全体が映るのが嫌な方は、背景をぼかすことだってできます。
これらに加え、解像度の向上、本体マイクが使用できるので、ZV-1の強みを活かしたストリーミング配信ができると思います。
- 商品レビューモード
- 美肌モード
- 背景ぼけ/くっきり切り替え
注意点
Mac OS(Big Sur)+M1 Macではアップデートファイルが開けない

Macユーザーの方は要注意です。
SONYの公式ページでも「Mac OS版 macOS 10.15までに対応しています」と記載があるように、Mac OSをBig Sur(11.0〜)で、Z V-1のアップデートファイルを開くことができません。
Big Surで開いたとしてもエラーメッセージが出るだけなので、Mac OS CatalinaかWindowsでZ V-1をアップデートするのがいいです。
解像度が1280×720になる
新機能「USBストリーミング」を行った場合、解像度が720p(1280×720)になります。
4KやHDに比べると解像度は落ちてしまいます。
大きな画面では解像度が低いので、ちょっと映像が荒れますが、スマホやPCのWebカメラとして使用する分には、十分すぎる高画質な映像です。
まとめ
- USBケーブル1本でストリーミング配信が可能
- 解像度は低くなるが、内蔵カメラ、webカメラよりも高画質な映像
- ZV-1の独自機能(美肌モード、消費レビュー等)が使用できる
- スマホと接続して場所を選ばないストリーミング配信ができる
以前からZ V-1をWebカメラとして使用したいと思っていましたが、会社支給のPCではソフトウェアを入れることができませんでした。
だから今回のアップデートは待ちに待ったといった感じです。
実際試した結果、とても満足できる映像の綺麗さ。髪の毛一本一本が鮮明に見えるくらいの高画質さに驚きです。
たぶん同じように使用したいと思っていた方もいると思います。
この機会にZ V -1をWebカメラとして使用してみてはいかがでしょうか。
