PineScriptは3つの構成でできている
PineScriptでプログラムを作成する際は、下記の構成で作成する必要があります。
- バージョン指定
- Scriptの用途を定義
- 本文
バージョンを指定する
//@version=6
初期の段階ですでにコードが書かれていますが、4行目に上記が記載されています。この文は作成するプログラムは「PineScriptのバージョン6を指定する」と言う意味がある。
本文に書くコードは、この指定されたバージョンにあったコードでないと、正常に処理されずエラーが生じてしまう。
Scriptの用途を定義
// インジケータの場合
indicator()
// ストラテジーの場合
strategy()
次にScriptの用途を定義します。難しく考える必要はなく2パターンしかありません。1つはインジケータ。2つ目はストラテジーです。
チャートにインジケータを追加する場合は、indicator()を使用し、バックテストなどの検証をおっこないたいなら、strategy()を使用します。
それぞれの()内に、関連する複数のプロパティを設定するとこで定義することができる。
indicator()のプロパティ
strategy()のプロパティ
例えばインジケータ名を付けたい場合、下記のように書くことで設定できる。
indicator(title = "インジケータ名")
本文
それでは次に「本文」についてです。初期状態では下記のような文が書かれています。
plot(close)
plot()は、チャート上にデータ系列をプロットするためのスクリプト。()内にcloseと書かれているので、終値を表示すると言う意味になる。
計算の処理とか、線の出力等を処理するための文を書いていくことになるが、プログラミング知識が少し必要になるので、別の記事で詳しく書いていきます。
<公式>言語リファレンスマニュアル