こんにちは。
YOSHIAKIです。
今回は、「mozlog」の観音クリエイションさんがやってる「毎月ひとつ新しいことに挑戦するぞプロジェクト」を、僕も真似してやってみようという企画。
この企画好きなんです。
mozlogは日常の出来事を書いてるブログで、独特の表現とゆるい感じの文章がめちゃめちゃ好き。僕はなかなかの頻度で「更新してないかな〜」って訪問しに行くベビー読者でもあります。
「俺もそんな文章書きてぇ〜」といつも唸ってます。
そんな尊敬するmozlogさんと同じ「毎月ひとつ新しいことに挑戦するぞプロジェクト」を、僕もやってみたいと思います。
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ヘルメットにGoProを付けるぞ

やっぱツーリング風景を撮影するなら、ヘルメットにGoProをつけた方がいいですよね。
GoPro純正クリップマウントを、リュックサックの肩掛けに挟んで撮影するけど、動画を見返してみると「うわ〜見てると首が痛くなりそう」ってなくらい斜めにズレてる。
一応、GoProが内部で地上と平行で撮影する「リニア」に設定すれば撮れるんだけど、今度はレンズが撮りたい方向とは真逆を向いてたりと、結構な確率でボツを量産してます。

リュックサックをからってバイク乗ってると、底面がシートに当たって浮いちゃうんです。
カーブを曲がってる頃には、もう撮りたい方向を維持できてません。VLOGなんでリアルな現状を、そのまま動画にすることもできるんですけど、見てる人にとっては不快でしかない。
顎マウントをつけると決めてから、めちゃめちゃ気になる
GoProをヘルメットにつけようと思ってから、モトブロガーのGoProがどうやってるのか、めちゃめちゃ気になり出した。
モトブロガーたちのブログ見たり、YouTubeでヘルメット姿が映った瞬間に「ここだ!」と、早押しクイズ並みにマウスをクリック。
そんなに興奮する場面でもないんですが、気になって気になって。
そこまでして分かったのは
- 粘着テープ付きアームマウント
- 粘着テープで固定マウント
- バンド固定マウント
だいたいこの3パターンってこと。
そして9割がた粘着テープ系の2種でした。バンド固定マウントは、バイザーが完全に閉まらないので、走行中に風切り音がしてしまう。

SHOEI EX-ZEROのようなヘルメットだったら、もともと隙間があるので、直接つけるよりもバンド固定マウントを使ってる人もいた。
ただベルト固定マウントって、あんまり種類ないんでデザイン選べないよ。
無いなら作ればいい!マウント土台を自作することにした
「コレがいいかな〜」「アレがいいかな〜」なんて2週間くらい考えを巡らしましたが、結局のところ気に入った商品が無くて、自作することにしました。
「わかる〜」って思ったあなた!結構なこだわり派ですね。
市販で売られている粘着テープ系マウントにも良いところあるし、購入したほうが圧倒的にラク。

だけどヘルメットって風を逃すために波打った形状してるんです。粘着テープをそのまま付けても、隙間ができてうまく張り付いてくれない。
つけれるポイントが限られるので、そうなるとゴッツイ形をした粘着テープアームマウントになるから、それなら土台を自作した方がいいってことになりました。
土台は「エポキシパテ金属用」が良い
「エポキシパテ?」って思う人もいるはず。僕もそうだったんで。
簡単に言えば、壁のひび割れの補修とか、車の板金に使ったり、プラモデルの加工とかに使われている素材みたいです。
しかもダイソーでエポキシパテが手に入ります。

「節約できてラッキー!」と思ったんですけど、やめたほうがいい。臭い。
2色の塊をネリネリして混ぜ合わせることで固まる素材に変わるのだけど、髪を染める時の薬剤みたいな匂いが、ずっとして臭いです。
しかも木工用はふにゃふにゃ、ボロボロ落ちるし、ガチッと固まらない。
とてもヘルメットとGoProマウントの間に入れる土台には不向き。コレを使ってるモトブロガーさんもいるんで絶対では無いんでしょうけど。
ちょっとした衝撃で壊れそうで、僕は無理だと判断しました。

「じゃーどれがいいんだ?」
オススメはセメダインの「エポキシパテ 金属用」。これ最高。値段も500円くらいでそんなに高くない。1つ買えば2個分の土台が作れるくらいの容量が入ってる。
なので1回失敗しても大丈夫(笑)
サランラップを被せると、ヘルメットが汚れない

エポキシパテをヘルメットに直接つけると、そのまま固まって取れなくなる恐れがあるので、事前にサランラップを巻いておくといい。

できれば内部のパットにも付着することも考えて、ちょっと広めにしておく。
そしてマスキングテープでよれないように、しっかり固定しておく。できればシワを伸ばしておくと、固まりかけたエポキシパテとサランラップを剥がすときに、めちゃめちゃラクになる。
パテの厚みでカメラ角度を調整する

セメダインの「エポキシパテ金属用」は2回分作れますが、できれば3分の2を使ってパテの厚みを太くして、カメラの角度をつけた方がいいです。

失敗するとこんな感じ。
GoProがこれ上を向かない。モジュラーを付けたらもっと邪魔。
なので土台の下部分を厚みを作り、ヘルメットの目線とカメラの目線が一緒くらいになるように調整したがいいです。
一応、延長マウントも売ってるので、それをつければなんとかなったりはする。それだと追加でお金かかるから、土台で調整できるならした方がいいよ。
固まる前に無駄なパテはハサミで切っておく

パテをコネコネすると、「おや?暖かくなってる?」って感じで、じわ〜と暖かくなる。これは化学反応が起こってる現象。
固まるまでは5分〜10分くらい余裕があるので、それまでに理想の形に整形すればいいです。オススメは上からサランラップを1枚かぶせること。
手につきにくいし、何より整形しやすい。
3〜5分ぐらい様子見たら、すぐにサランラップを外したがいい。これ以上放置しておくと、一緒に固まってしまい後で取りにくくなるので。
まだ完全に固まってない状態で、無駄な部分をハサミで切り取ってあげるのがポイント。固まったらハサミでは硬すぎて、とても切れる気がしない。
耐水ペーパーで断面をツルツルに仕上げる

ハサミで切ったら断面がボロボロなんですよ。手で触るとパテがポロポロ落ちるし、何より見た目も悪い。
見た目を気にしないって人はしなくてもいいと思う。

ちなみに耐水ペーパーは100円均一で売ってる。

掛け方は粗目→極細目の順にかけてあげると、マジでツルツルになる。
ラッカーで黒に塗装してあげると、ヘルメットと違和感がなくなる

ラッカースプレーも100均で入手。このサイズで余裕で足ります。
僕が持ってるヘルメット「SHOEI Z-8」の色がマッドブラックなので、スプレーの色もマッドブラックにしました。さすがにテカテカの黒だと目立つと思うんですよ。

さっそくパテにスプレーを軽く振りかけてみます。
ただスプレーは慎重に。
1回で塗ってしまおうとはしません。なぜなら液ダレの原因になりやすいから。スプレーを振りかけては乾かすを数回(3〜4回)は繰り返す。
この知識はYouTubeでガンプラ動画で勉強した。(子供の頃に作って以来、ガンプラは作ってませんけど見るのは面白い)
「うまく仕上げるコツみたいなのを言ってたな〜」
と、思い出したのが良かった。ありがとうYouTube。

めっちゃいい感じの黒さ具合。
綺麗なマッドブラックに仕上がってると思います。
欲を言うなら、パテの凸凹を無くしたかったけど、サンドペーパーで擦るにはちょっと凸凹が深すぎた。
どうせ両面テープ貼るし、目立たないのでセーフ。
脱脂後に粘着テープを貼ると、取れる心配が減る

粘着テープを貼る前は、パーツクリーナーとかで脱脂した方がいい。
手には脂がついてるから、ペタペタと触ってる土台やヘルメットは入念に脱脂。「それくらい面倒だからいいさ」って思う。
だけどバイク走行中にGoProが落ちるくらいなら、コレくらいの面倒はやりますよ。落っこちて「うわ〜壊れた〜!」って叫ぶことになるのが予想できそうだし。
まとめ

パテで土台を作るってことをやったことなかった割には、まぁまぁうまくいったと思う。
角度をつけることは予想してたけど、予想よりも土台の厚みを作らなきゃいけなかったし、結局、モジュラーを付けた状態だと、下向きにしか撮影できなかった。
対策として逆向き撮影でなんとかなりそうなので、結果オーライということで。
この後のパテをコネて、整形する時の画像を撮り忘れました。